ロスカットについて
FX(外国為替証拠金取引または外国為替保証金取引)取引は、とても人気のある金融商品ですが、金融商品という性質上、リスクを伴います。
FX取引では、リスクを回避するためにいろいろなルールや手法がありますが、ロスカットは、リスク回避のための代表的なルールのひとつです。
FX取引におけるロスカットとは、どのようなものなのでしょうか。
FX取引におけるロスカットについて簡単に説明すると、証拠金の残高が一定の割合を下回ると、自動的に反対売買を行い、強制的に決済を行うことで、投資家の損失の拡大を防止することをいいます。
FX取引では、デイトレードや短期運用など、比較的短い期間で売買取引を成立させる場合と、中期から長期と、ある程度長い期間かけて売買取引を成立させる場合があります。
デイトレードを行っている人の場合には、当日中に決済するという性質上、為替レートのチェックは欠かせず、仮に激しい値動きを見せ、現在保有しているポジションが不利である場合には、逆ポジションを確定させることで、損失を最低限に抑えることができます。
ところが、中期から長期でFX取引を行っている人や、こまめに為替レートをチェックできる環境にないという人は、為替レートが変動し、自分の保有しているポジションが不利な状態になっても気がつかないという場合もあります。
FX取引ではレバレッジを使うのが一般的ですが、レバレッジが高ければ高いほど、発生する損失も大きなものになり、少ない証拠金での取引であっても、多大な損益が発生する場合も少なくありません。
このような事態を未然に防ぐために、ロスカットという措置が取られますが、ロスカット・ルールとも呼ばれる、ロスカットの基準については、FX取り扱い業者やFX商品ごとに設定されています。
FX取り扱い業者の中には、ロスカット・ルールが設けられていないというところもあるので、リスク管理を重視したい人は口座を開設する前にロスカット・ルールの有無をしっかりと確認する必要があります。